実はiPhoneが6年ぶりに画素数アップ
今回のiPhone14Proの目玉機能が「常時点灯ディスプレイ、Dynamic Island、4800万画素カメラ」
です
iPhone6からiPhone6Sが発売された際,1200万画素のカメラが搭載されて以来
iPhone13や今回のiPhone14は1200万画素のままです。
iPhone14Proで4800万画素搭載により、6年ぶりの「画素数アップ」が実現されました。
・今までのiPhoneはカメラが毎年良くなってるんじゃないの?
結論「カメラは良くなってます」
ただ、画素数とカメラが良くなり、写真が綺麗に撮影できるのは別です。
よく知らない方もいると思うので具体的に解説していきたいと思います。
画素数=写真がキレイ ではない理由
AppleのiPhoneは、「スマートフォン内で写真を楽しむ最高の品質」を常に考えて
作られています。
暗いところで綺麗に撮影する技術や、iPhoneで撮影した写真をiPadで見る綺麗さなど
細かく撮影の技術について考えて作られています。
画素数が高いと何故良いか?というと
「写真を現像し拡大して引き伸ばした時に画素数が影響します」
要するにスマートフォンで見る上では画素数よりも「解像度」が重視されます。
また、「画素数を上げる」とカメラのレンズが必然的に大きくなります。
iPhoneはなるべく分厚くならないようにバッテリーも1日持つ程度のバッテリー容量ですし、
カメラもなるべく大きくしないように設計されてきました。
4800万画素のデメリット(闇)
上記に挙げた内容がデメリットですが、改めてリストアップすると
・カメラレンズが大きくなる重い
・現像して引き伸ばさないと画素数はメリットが少ない
・1枚の写真の保存容量を数倍以上使用することになる。
他のAndroidスマートフォンが数年も前から2000万画素や4000万画素の
スマートフォンを発売しているのにiPhoneはなぜ6年間も画素数をアップしなかったのか?
理由がお分かり頂けたでしょうか?
iPhoneのインカメラも最近は画素数が高いですが、
「自撮りブーム」や「FaceTimeなどのテレビ通話が流行」するまでは
画素数を低いままに設定していました。
機能が増える=本体がコンパクトではなくなる。
動作が重くなるのをAppleは極端に避けている傾向があります。
Appleが「積極的に今まで画素数を公表しない」良い意味での闇があるということですね。
4800万画素は設定変更しないと使えない
iPhone14Proのカメラ性能が上がったことで、
購入された方や、購入を検討している方も多いと思います。
実は、「設定変更しないと使えない」です。
何故デフォルトの設定になっていないのか?理由は、
恐らく「全て4800万画素で撮影すると容量がすぐ一杯になるから」だと思います。
本当に大切な写真を抜粋して48MPで撮影しましょう。
設定方法を解説します。
①『設定』アプリを開いて『カメラ』を選択します。
②『フォーマット』を選択します
③『48MP』を選択して4800万画素設定完了。
まとめ
iPhoneが何故今まで敢えて4800万画素を搭載しなかったのか?
「あえてカメラの画素を公表していない闇」について理解出来ましたでしょうか?
iPhone14Proの機種を利用している方は、「ここぞ」というときに、
48MPのサイズで撮影してみてください!
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