『月々1円iPhone』のデメリットと活用法まとめ(2年間24円等)

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1円iPhoneとは?

円安の兼ね合いで非常に高額となったiPhoneですが、日本ではスマホユーザーの約半数はiPhoneを

保有しているiPhone大好きな国です。

iPhoneを購入しやすいように「自動車の残価型クレジット購入」みたいな購入方法が

「いわゆる月々1円iPhone」の登場です。

大手キャリアはなぜたった1円で提供できる?

この月々1円とは、2年間1円や1年間1円でその後に返却下取りすることを前提とした購入です。

仮に最新のiPhoneが10万円だったとしたら、総額を13万円や14万円で分割契約してもらう。

高い金額で契約するが2年間で2.2万円(月917円)、そこに割引を受けて実質的な費用を安く契約する方法です。

月917円そこから月1円になる理由は、「他社から乗り換えや新規契約を条件に2.2万円値引きが入るため」です(-916円の2年間値引きを受けることで差額月1円)

大手キャリアは、回線料金で収益が回収できます

そのため実質2.2万円支払っていることとなります。

また、リセールの良い(中古価格)海外では中古のiPhoneがかなり高値で売買されていることもあり、

2年間の支払い金額が少なくても成り立つ仕組みというわけです。

MNP時の2万円のキャッシュバックをもらわない代わりに機種にその分値引きをしてもらい月1円が実現します。

1円iPhoneのデメリットとは

2年間で次の機種へとほぼ必ず買い換えかつ、その機種を残しておきたい、家族が使う、などが

ない人にとってはメリットが大きいと言えます。

実際、筆者もこの購入方法で使用しています。(ただし理解していないとリスク)

ただ、デメリットとしては「紛失」した場合が大きな損害が出ます。

元々Appleで購入する金額の+2~4万円ほど高い価格で分割を組んでいるため

紛失した場合は、かなり大きな損害となります。

また紛失のためにAppleCareに入るのも非常に割高ですので

「紛失せず、破損、故障しない使い方」ができるのであればメリットはあります。

大きな分割ローンを組んでいますので、ギャンブル的要素が出てきてしまうため本当に理解していないとオススメできません

キャリア側が得してしまうパターン

また、大手キャリア側がこの残価型の仕組みで得してしまうパターンとして、

3年以上その機種を利用してから買い換える場合です。

元々「日本人の平均機種変更月数は36ヶ月」と言われています。

36ヶ月で機種変更するサイクルを24ヶ月としたいため、2年や1年で買い替えがお得なサイクルとして組まれているのが残価型の購入方法です。

そのため3年以上同じ機種を利用してから買い換えとなると

ユーザーが損、キャリアがトクとなるケースが考えられます」

まとめ

1円iPhoneは、メリットはあるものの「ほとんどが理解せずに残価型購入を選んでいる」

人が多いため、iPhoneを1回手に入れたら3~5年以上は利用する方からすると

あまりお得ではない購入方法となります。

3~5年以上利用するならAppleStoreで一括またはPaidyでの購入が良いです。購入総額も安いです。

1円iPhoneがオススメな人は「バッテリー持ちなどの兼ね合いで2年おきには買い替えたい方、

今までもiPhoneを壊したり紛失したことがない方にとってはかなりお得な買い方です」(頭の中では簿記上、iPhoneに対して負債を抱えていて支払いを後回しにしてお得に使っていると理解した上で購入できるならオススメできます)

無駄な脳のリソースを使わない意味では一括で買っておいた方が良いです。

その反面バッテリーの減りが気になる人は一括で購入して1-2年で売却してまた別の機種を購入することも考える必要も出てくるのでご自身の理解度と利用頻度で検討すると良いと思います。

携帯会社としても「円安で高額となったiPhoneを少しでもユーザーに安く提供するために残価型でお得な設計にしている」

ここをしっかり理解できれば、お得に利用することができます。

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