結論
結論から言えば、「スマホを替えましょう」
バッテリー交換は、本質的な改善になっていない可能性が高いです。
その理由を解説していきます。
バッテリーの劣化具合の確認方法(iPhone)
まずは、iPhoneを例としてバッテリー確認方法を見てみましょう。
[注意]ただ、あくまでバッテリーの状態なのでこの数値だけでバッテリーが問題と勘違いしないように下記の「バッテリー以外の可能性」のタイトルをよく読み、こちらは参考程度に見ましょう。
「設定」アプリを開いて▶︎「バッテリー」▶︎「バッテリーの状態」から確認してみましょう。
①「設定アプリ」をタップする
②「バッテリー」の項目をタップする
③「バッテリーの状態」をタップする
※補足ですが、「バッテリー充電の最適化」をしておくと、毎日の就寝時間と起床時間をiPhoneが学習して、バッテリーに負荷がないように起床時間前にちょうど100%の充電になるように学習してくれます。
※上記の最大容量が80%を切る場合は、バッテリー自体の劣化がかなり激しいです。ただ、バッテリーだけが問題なのか?は下記にて確認してみてくださいね
その電池持ちは、バッテリー以外に問題あり!?
ガラケーの時代は、「バッテリー交換」で殆どの電池持ちが改善されていましたが
スマートフォンは、「バッテリー以外の問題」が非常に多いです。
例:10年前のパソコンを何回もバッテリー交換しても、OS(オペレーションシステム)や、
ソフトウェアが古いことによってバッテリー以外の問題が出てくる。
上記のようなイメージがスマートフォンでも起こります。
最悪なケースは、バッテリーを1万円かけて交換したけど
「バッテリー以外の問題で機種変更せざるを得ない」というのがよくある勿体無いパターンです。
【バッテリー以外の不具合の例】
・電力を供給する電源回路の不具合。バッテリーに問題なくても回路の問題で漏電している
・複数回iOSのバージョンアップをしていることで、新しいバージョンに追いつくことで電力消耗が激しい
・充電端子が腐食しており、バッテリー交換しても、受電部分の故障により改善されない。
自宅のネット回線を2年以上何もしないとバッテリーに影響?
ご自宅のインターネット回線を引いてから2年以上何もせずそのまま使っているとスマートフォンに影響することがあります。
厳密にいうと「自宅のWiFiルーターを数年新しくせずに使っている」と
スマートフォンは最新、WiFiルーターは5年前のもの、となると
どれだけスマートフォンが最新のものを利用していても
毎日使うWiFiルーターのせいで電池消費が激しくなります。
インターネット会社を変えなくても、「ルーターの交換」をコールセンターで依頼すれば
交換してもらえます。
またルーターの機種変更を同じ料金体系で交換することもできますので、今のインターネット会社に問い合わせてみましょう。
※9月~3月は比較的引っ越しが多いシーズンのため、料金体系が安く申し込めたり、
インターネット会社を替える場合も違約金負担をしてくれるケースがあります。
2年ごとに交換させるためにメーカーがわざと劣化させてる?説
よく陰謀論で2年ごとに交換させるためにメーカーがわざと劣化させている?説が言われますが、
結論からいうとそういったことはありません。(リピーターが減るため)
長く同じ製品を壊れず使いたい、という心理は「日本人特有です」
海外では、仮に長持ちしなくても「高いパフォーマンスの製品造り」の方が重視されています。
iPhoneも電池持ちを1週間持つように設計するなら「本体が分厚く」「画面の綺麗さよりも丈夫さ」を
重視した設計となるはずです。(そうしないのは、そこに需要が薄いからです)
そうならないのは、「1日フルパフォーマンスでスマートフォンを使ってもらう」をコンセプトに
設計されているからこそです。
メーカーの陰謀で長持ちしないのではなく、
「高パフォーマンスのスマートフォンをバランス良く設計」しているが故のモチなのです。
バッテリー交換するならココ
上記のことを踏まえた上でも、1年半で早くもバッテリーの調子が悪いなどの場合は、
バッテリー交換をオススメします。
①AppleStoreに直接行く(原則事前ウェブ予約必要)
②地域のApple正規修理代理店へ行く
③Appleコールセンターに電話して先に新しいiPhoneを自宅に最速で郵送してもらう(後日故障端末を返却)※クレジットカード登録必要。
■Appleコールセンター ▶︎ 0120-277-535
コストを抑えて機種を変えるには?
新品ではなく、新品未使用品を手に入れ安く抑える
iPhoneは2021年5月から大幅な特価割引が入って携帯大手3社から販売されていました。
ただ、そのiPhoneが使われずフリマに出品されていることがかなり多いです。
「1円だったから子供用に買ったけど使わずに箱に入ったまま」などの
iPhoneがフリマで安く売られているケースがありますので、
一度フリマで探してみるのもありです。
その際、「端末規制」がかかっていないことを必ず調べてから購入しましょう。
※端末規制とは、本体代金の分割の精算が終わっていない機種に利用規制が入ること。利用規制が入っている端末を購入すると、支払い者が滞納した場合その端末が利用停止となります。
まとめ
購入から1年前後ならバッテリー交換、購入から2年以上経っていれば、機種変更がオススメです。
電池持ちが悪い原因が、必ずしもバッテリーだけが原因ではないということです。
どちらかというと、バッテリーだけが問題のケースの方が少ない印象です。
バッテリーの交換をする前に、機種変更を検討してみましょう。
機種変更でコストをなるべくかけずに替えたい場合は、以下の参考記事を確認してみてくださいね
コメント